オフィスの模様替えで社内イメージチェンジ!
署変更や人員増加による追加デスクの発注に伴うオフィスの模様替えを、
低コストでイメージ変更に繋がるコツをご紹介!
使い勝手も向上させてイメージを一新しませんか?
1、オフィスの模様替えが生む効果
オフィス移転をする際は、レイアウトを考えたり、エントランスを創り込んだり、以前のオフィスとはガラリとイメージが変わり新鮮な感じがあります。
しかし、模様替えやレイアウト変更の時には、デスクやキャビネットの配置変更など実用的な部分がメインになりがちです。
しかしオフィスの模様替えやレイアウト変更は、オフィス全体の使い勝手を改善することが出来ます。
さらにオフィスに変化を生むことで、従業員のモチベーションアップや対外的な印象の向上に繋がります。
でもお金がかかるのでは?という経営層の方の声にお応えして、
低コストで出来るオフィスの模様替え、イメージ変更の方法についてご紹介します。
2、オフィスレイアウト・チェックリスト
オフィスの模様替えとして1番多いのが家具の配置変更だと思います
しかし家具の配置を換えたら、使い勝手が悪くなった!ということがないように、
下記のチェックリストを見て確認をしてみましょう。
現在のレイアウトの改善ポイントを洗い出すのにも役立ちます。
●オフィスレイアウト・チェックリスト●
(机と壁の間を人が通るときに椅子を引かずに通れる通路幅 役職者など後ろに人を通したくないときは80~90cmにする)
3、低コストでオフィス模様替え
家具の配置変更の他、コストを最小限に抑えて、社内のイメージも変えたいという場合のコツをご紹介します。
3-1、追加の家具は中古がオススメ!
オフィス移転のときは気分も新たに新品で購入するということが多いと思いますが、人員増加による追加のデスクやキャビネットは中古家具を検討してはいかがでしょうか?
中古家具は数が限定されているので、絶対に同じ型番が良いという方には向かないかもしれませんが、デスクやキャビネットは一般的なものであればサイズのパターンが限定されています。
オフィス家具は中古で手ごろな価格のものが数多く出回っています。
また(これは新品でも良いのですが)椅子、チェアだけを全員分買い換える、というのも社内のイメージ変更に効果的です。
椅子は毎日使っていくうちに、どうしても座面がへこんでしまったり、軋んだ音がしたりするものです。
椅子は新品であっても比較的価格が安いものがあるので、会社のイメージカラーに合わせて全員分チェアを変更すると社内の雰囲気が一新します。
役職者や女性だけ椅子のカラーを変更する、というのも楽しいですね。
3-2、会社イメージアップ。最重要は応接室と入口!
もっと社内イメージを変えたい!という場合に
最も社内の印象が変わるのは、ずばり応接室と入口部分(エントランス)です。
●応接室、接客スペース●
接客スペースにある応接セットを、古いローテーブルから
座面が高いミーティングデスクに変更するだけで社内のイメージがガラリと変わります。
応接セット、ミーティングテーブルのセットは中古でも数多く出回っています。
また、一般的な家具量販店にもオフィスの応接セットとして利用できるデスクやチェアが販売しています。
安価でもお洒落なデザインのものもあるので一度チェックしてはいかがでしょうか?
応接セットは、従業員のデスクを全て入れ替えるよりはローコストで、
想像以上に社内が新しくなった気がするものです。
●入口・エントランス●
オフィスの入口(エントランス)は社内の顔です。
来訪するお客様、面接に来る求職者などが第一印象を決める部分です。
少し暗かったり、社名の掲示が味気のない看板だったりする場合には、ライティングの工夫や、社内ロゴをお洒落なものに変更するだけで雰囲気が変わります。
エントランスだけ内装業者に頼むこともできますし、なるべくコストをかけないのであれば看板だけを発注することもできます。
出来れば受付電話も含めてエントランス部分を変更するとイメージが大きく変わります。
3-3、低コストのイメージアップ。ポイントは、社内の《色》にあり!
低予算でオフィスのイメージチェンジをするコツは『色』です。
オフィス内で色が関係するものは、床・壁・天井・家具(デスク・チェア・パーティションなど)などがあります。
その中でも低予算かつ簡単に色味を変えられる部分が 床・壁・パーティション です。
●タイルカーペットを貼り替え●
オフィスの床仕上げは、タイルカーペットが主流です。タイルカーペットは、50cm×50cmのタイル状のカーペットです。
オフィス床のタイルカーペットは、グレー系やブルー系、ベージュ系などの落ち着いた色が多いので無機質になりやすいものです。
しかし雰囲気が変わりやすいエントランスや通路、会議室、応接室など部分的にタイルカーペットを貼り替えるだけで、ガラッとオフィス内のイメージが変わります。
タイルカーペットには、無地のもの、ラインが入ったもの、柄ものなど様々なタイプのものがありますので、イメージにあったものを選ぶことが出来ます。
貼り替えは業者に頼むことも出来ますし、さらに低コストで支出を抑えたい、という場合には
従業員自らタイルカーペットを貼ることも出来ます。
タイルカーペットは、ネット通販などで簡単に手に入り、1枚300円くらいから購入できます。
●タイルカーペットの貼り方●
タイルカーペットには、裏面に矢印があり、その矢印の向きを変えることで表面の見え方が変わります。
代表的な貼り方を紹介します。
市松貼り
最も一般的な貼り方です。矢印の向きを縦・横交互に貼っていく貼り方です。
カーペットとカーペットの結合部分が目立ちにくくなります。
流し貼り
矢印の向きをすべて同一方向に揃える貼り方です。
矢印の向きにより、縦流し、横流しとなります。
ランダム貼り
矢印の方向を気にせずにランダムに貼る方法です。
汚れが目立ちづらい貼り方です。
方向を気にしないので素早く貼ることができます。
レンガ貼り
タイルカーペットの四隅を合わせず、
レンガを積むように横方向にずらして貼る方法です。
板張りのようなイメージになります。
パターン貼り
市松貼り・流し貼り・ランダム貼りを決め、
その中の一部の色を変えたり、ラインのものにしたり、
一定のパターンを取り入れアクセントを付ける貼り方です。
●ローパーティションの布張替え●
ローパーティションと呼ばれる表面が布になっているタイプのパーティションを
ながく使っていると色褪せや焼け、シミなど汚れてきてしまいます。
フレーム部分は少し掃除をすればキレイになりますが、実は、布部分を貼り替えることもできるのです。
これなら新品を購入する約半分のコストでイメージを変えることができます。
●壁紙の張替え●
イメージ変更には壁紙の変更も効果的です。特に白い壁紙は空間を広く見せるため人気がありますが汚れも目立ってしまうものです。
壁紙クロスを張り替えれば社内の雰囲気が明るくなります。予算により応接室やエントランス、通路部分だけなどスポットで発注することもできます。
さらに予算を抑えたいのであれば、最近では壁クロスの上から塗れる塗料もあります。これなら従業員自らも作業できるのでさらにコストを削減できます。
ただし貸しビルの場合、退去時の原状回復工事との兼ね合いでクロスの張替えやクロスの上から塗る塗料を使用できない場合があります。
一般的には、壁クロスは張替えてから返却するケースが多いので問題ないと思いますが、念のため作業する前に賃貸借契約書を確認するか、ビル運営側に確認をしてみるとよいでしょう。
4、オフィスの模様替えまとめ
レイアウト変更時にちょっとしたアイディアでオフィスをイメージチェンジして、新たな気分で新年度を迎えてみるのはいかがでしょうか?
オフィス移転時の新オフィス創りでも活用頂けるアイディアです。
今回は低予算でオフィスの模様替え、イメージ変更を出来るアイディアをご紹介しましたが、これ以上に社内のイメージを一新するには、やっぱりプロの知見を借りるのが賢明です。
内装業者というと、オフィス移転のときにお世話になって以来ご無沙汰ということも多いと思いますが、オフィス内装を手がけている業者さんはレイアウト変更や追加家具の発注にも親切に対応してもらえるものです。
もし贔屓にしている業者さんが無い場合には、いくつか内装業者さんをご紹介することができますのでご相談ください。